末廣亭さんの楽屋いま昔

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新宿末廣亭さんの楽屋も様変わりしてました。






われわれ噺家は香盤[お相撲でいう番付]によって楽屋の座り位置が決まってきます。新宿末廣亭さんの場合は火鉢の周りに座布団があって、鏡がある床柱の前の座布団へ幹部が座り…下座のお囃子さんに近い座布団へは若手真打ちが座ります。二ッ目さんはまず座りません。もし二ッ目さんや前座が座っていた場合…その噺家はモノの判らない『〇〇』と呼ばれて張り倒されます(苦笑い)






ワタシ柳朝が楽屋入りした際には…林家きく麿師匠・入船亭扇蔵師匠が座っていたんで、ワタシは中堅どころが座る座布団へ。立前座に『一番偉い座布団にはこの芝居…何方が座ってらっしゃる?』って訊いたら…







『川柳師匠です!』







確かに♪川柳川柳師匠は六代目・三遊亭圓生師匠の二番弟子。高弟です。芸歴も長い師匠でござんす。中堅・若手真打ちは主任を取ってもこの座布団へは座れません(汗)






ワタシ柳朝が前座の頃には一番偉い座布団の左右へもう2枚の座布団を敷いてましたが、最近は敷かないのな…







木久扇師匠と同じように黄色い着物を着た林家きく麿師匠と丹羽こと師匠が談笑している下座スペース。昔は一段高くなっていて、夏場はその下にあるスペースへ火鉢を仕舞っていました。亡くなったお美枝師匠が三味線を構えたまんま上から下へ落っこちた事がありました!






『お師匠さん~大丈夫?!』って言った後にすぐさま楽屋一同が『てっぺんから落っこったか?』『いいえ~七段目!』楽屋はこういう場所でござんす。これには後半(下)が有って、ブツブツ言いながら元の座り場所へ美枝師匠が上がって行かれるんで。『何か言いながら上がって行くよ!!!』お馴染みの湯屋番で御座います。(爆笑)







太鼓番の際に目の前にあったクーラー(空調)吹き出し口が塞がれていたのも時代の流れを感じました。夏場は太鼓を叩いて、この空調吹き出し口から冷たい風を浴びながら、客席の入りを視ていたのが妙に懐かしい(笑)







高座を勤めた後は三遊亭歌武蔵師匠と林家三平師匠と暫し談笑♪楽屋は楽しいところ? だって湯呑みが吉野家なんだもん!(笑)