橘家文蔵襲名パーティー

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帝国ホテルへ。今晩は三代目・橘家文蔵襲名パーティーでござんした。

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先代・橘家文蔵師匠は林家彦六の高弟。落語協会事務員になった岸さんこと三遊亭市馬さんから数えると4番弟子。ですから~三遊亭好楽(林家九蔵)師匠は9番目。最後の弟子という意味の『九』と命名したのですが…(笑)。

稲荷町の師匠こと、8代目・林家正蔵(彦六)の直弟子は11人。預かり惣領弟子の三遊亭市馬さんは噺家を廃業して落語協会事務員になったので…

写真の一番右側にいらっしゃる7代目・橘家圓太郎(八王子の)師匠は客分格で一門になってました。

三遊亭市馬(林家正蝶~三平師匠の父上である7代目・正蔵没後に移門。後に落語協会事務員に)

5代目・春風亭柳朝(林家照蔵~)

2代目・林家正楽(正作~紙切りの)

2代目・橘家文蔵(林家勢蔵~)

春風亭栄枝(枝二~8代目・春風亭柳枝没後に移門)

林家木久扇(木久蔵~3代目・桂三木助没後に移門)

はやし家林蔵(時蔵~3代目・三遊亭金馬没後に移門。

八光亭春輔(あとむ~照蔵~)

三遊亭好楽(九蔵~彦六没後に三遊亭圓楽一門会へ移門)

3代目・桂藤兵衛(上蔵~)

林家時蔵(よし蔵~)

林家正雀(繁蔵~)

さて写真の文蔵師匠は若くてハンサムボーイですな!林家勢蔵から二代目・橘家文蔵を襲名されました。丁寧にきっちりとふわっと軽く♪噺をやる師匠で、我々…稲荷町の一門にとっても大事な師匠でした。ワタシも『鹿政談』や『目薬』や『花色木綿』は文蔵師匠デス♫

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先代・文蔵師匠は噺に関するエピソードがたくさんあります(笑)。

二ッ目の勢蔵時代にあの三遊亭圓生師匠にナント!お稽古をつけた!『竹の水仙』を。稽古をつけて貰った圓生師匠が『勢さん~おまいさんより上手くやりやすよ♪』

また小さん師匠の前で『不動坊』のアゲの稽古の際に…『嫁入りするとは恨めしい~』の台詞を『うらやましい…』あっ!!間違えました。スイマセン。ジッと聴いていた目白の師匠が『それ~おもしれえな。やれ!!!』(笑)。文蔵師匠が間違えてくださったおかげでクスグリが増えた訳です(爆笑)

ワタシも『鹿政談』を教わった際にも『何か~わからないことあるか?』『師匠…奈良の言葉はどうしたらよいでしょうか?』すかさず『んなもん~できやしねえよ。何か言われたら~あたしは出来ませんから。開き直れ。なっ♪』(笑)。

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文吾改め文左衛門兄さんの真打ち昇進パーティーを大塚ベルクラッシックホテルでやった後に危篤になり、彦六一門で日大板橋病院へ駆けつけました。ベルクラッシックの控え室で、能の翁の面のデザインが入った裏地の光琳蔦の羽織を畳んだのが元気な文蔵師匠の最後でした。集中治療室でパンパンに浮腫んだ文蔵師匠の脚をさすったのを覚えております。脚は冷たいのに人工呼吸器で耐える師匠の体温は39℃を超えてました。お通夜から帰宅するとニューヨークで同時多発テロ事件があり、ニッポン放送のラジオの仕事がキャンセルになったんだっけ。後を追う様に仲の良い古今亭志ん朝師匠も旅立たれました。

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ウチの師匠と女将さんの横にいらっしゃるのが先代・文蔵師匠の未亡人です。白山の権浄院さんでの落語会の後に、中華屋で女将さんの餃子を喰いそうになって文蔵師匠に『朝之助~ソレはカミさんの分だ!』(苦笑い)

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帝国ホテルの孔雀の間は沢山のお客様方で盛大なパーティーでした♫

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24時間テレビ・マラソンを走り切った林家たい平兄さんも花火を!

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兄さん〜おめでとうございます!