本日は夏に逆戻りだってんで『お菊の皿』を。以前…池袋演芸場さんでハメモノを頼んだのにキッカケでも鳴らずに間抜けな箇所で幽霊三重の三味線と太鼓の薄ドロが鳴って散々な目に…σ^_^;
今日は御囃子さんと前座さんへ念入りにお願いしてから高座へ。マクラで彦六師匠の怪談エピソードを振ったところ〜下座の御簾内から『ガタン!』と物が倒れる音がしました。冗談で『彦六師匠の祟り?』なんて。客席は爆笑。
高座後に稲荷町のお墓参りをしよう…(笑)
南池袋にある盛泰寺さんへ。どうか一門を御守りください。
偶然facebookで江戸家まねき猫姐さんと大北海道展のラーメンやソフトクリームの写真を投稿し合ってたので、雑司ヶ谷霊園まで散策開始。
江戸家猫八師匠の墓前へ。初代は歌舞伎の女方や三遊亭小圓朝門下の噺家だったとまねき猫姐さんから聴きました♫
当時は声色や物真似をする芸人の総称を【猫八】と呼んでいたことも…大森の喫茶店でまねき猫姐さんが仰ってたな。
金馬師匠と貞鳳先生と『お笑い三人組』で一世を風靡した三代目・猫八師匠も眠ってらっしゃいます。
正に…眠り猫?(笑)
昭和を代表する喜劇俳優の古川緑波先生も雑司ヶ谷霊園に眠ってらっしゃいます。声帯模写から漫談をへて浅草で『笑いの天国』を旗揚げされました。
墓石には『ロッパ』としてあります♫
エノケンにロッパ! (*≧∀≦*)
言語学者の金田一京助のお墓。アイヌ語研究の先駆者。岩手県出身で石川啄木とは同郷で、生活費の面倒見をして、土岐善麿等と『啄木全集』を出版して石川啄木を世に出した方。
石川啄木は脚を向けて寝られないよ!(汗)
石碑に…特二あいぬ語二…とあります。札幌市立平岸中学校時代に国語の授業で知里真志保さんの『アイヌ神謡集』を習った記憶が。
豊平区平岸(ひらぎし)の語源はアイヌ語のピラケシ(崖の端だったかな?)
何となく音感に魅せられて、札幌の丸善書店で岩波文庫の赤を買い、部屋で口ずさんでいたのを思いだした。
“ピイ~リカ ピイ~リカ♬ タンド~シリ~ピイ~リカ♬ ウンケ~スク~ネ~♬ ウンケ~スク~ネ~♬”(よく覚えてる!)
泉鏡花のお墓。『高野聖』『婦系図』で御馴染み。極端な潔癖症で食べ物は火の通った物しか食べずに酒は沸騰寸前の熱燗(とびきり燗だなぁ!)を好んだそう(笑)
ワタシは…ぬる燗、人肌燗が好き。
『俺を捨てるか、婦(おんな)を捨てるか』
『切れるの別れるのって、そんな事は、芸者の時に言うものよ』
神楽坂の芸妓・桃太郎こと伊藤すずと終生連れ添った。
辞世の句『露草や赤のまんまもなつかしき』