北海道の生みの親である松浦武四郎の特集を観ました♫
三重の松阪の出身で、若い頃から全国各地を放浪して丁寧に絵や文章で記録をしていた松浦武四郎。
冒険心のある彼が目指したのは『蝦夷地』!
写真が無い時代に此れだけ立体的・空間的観点から絵図を残している情熱に心を打たれた。
あの吉田松陰も『奇人呼ばわり』(*≧∀≦*)
アイヌ民族に対しても非常に寛容で、幕府の役人が抑圧していたのにも異をとなえた書物を出版しようとして差止めにあった事実などにも興味を持ちました。歴史教育でクローズアップすべき。こういう寛容な懐の深い先人がいらっしゃったのは日本人として誇らしい!
この正確な蝦夷地絵図を視て〜矢張り!現在ロシアに実効支配されている北方四島も日本の領土で、択捉島と得撫島の間が国境線であったとハッキリ理解出来ます。
北海道は元々〜『北加伊道』だったのか。北加伊道➡北海道(驚き!)
道案内をしてくれたアイヌ民族が『この土地に生まれたもの』と云うアイヌ語『加伊』が由来。
磯田先生の『郡県制』に組み込む事はせずに(中央集権の及ぶ北限は青森県まで)その先にある『道』と命名した松浦武四郎の思いがよく表されていると言う言葉に感銘を受けました♫