初席へ

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クルーズ客船仕事や内視鏡検査もあって入院すると不味いんで、究極休席にして頂きました。なのに本日代演(苦笑い)




久方振りに三遊亭歌橘師匠と楽屋で挨拶♪今日は圓歌師匠の誕生日会をやるそうです。




初席は本数が多いんで小咄やご挨拶程度になるんですがお客様方は既に草臥れて『またかよ…』(-.-)zzZ  あれ?ナンでしょうか!? 料理を提供される側としてはお通しを延々!目の前へサービスされる感じだろうな…嫌になるんじゃないかな?逆に我々噺家の立場から銭湯に例えると普段内湯で済ませて出演しない方々がワッと押し寄せてしまうので、普段混んでないお湯屋さんがこの時間帯だけ!洗い場無しになるが為にカランとケロリンの桶などの場所取りに必死になってる感じですかな!? でも肝心の銭湯の軒数は増えないからそういうコトになるよな(爆笑)



クルーズ客船で45分キッチリ一席やったんで感じた事なんですが、お客様方に対してコレで満足されるのかな? 二度と来ないって離れてしまうんじゃないかと不安になりました。三が日終わったら通常の興行で噺を普通にやった方が満足されるんじゃないかと? 世間とズレがあるんだな我々の村は…




何だろうね~?お互いに不完全燃焼のような不思議な感覚に陥りました。




そうかといって独演会オンリーで信者ばかりの前で喋ってネット上で好いことばかり書かれて自己満足に陥るのも間違いだし…政党も落語界も結局この点で分裂したり離合集散を繰り返す訳だ。




一席一席大切に喋るだけかな噺家という料理人としては(笑)