御歌に込めた思い
皇居へ。天皇誕生日です。坂下門から登城。江戸城西の丸にある宮内庁前テントで記帳。
千代田の名城に遺る富士見櫓。明暦の大火で紅葉山の江戸城の天守閣が焼け落ちてからは保科正之の提案で再建されませんでした。将軍はこの富士見櫓から隅田川(大川)の花火を観たそうです。
江戸城の中で唯一の三重櫓。1923年の関東大震災で破損しましたが、解体された後に復元された櫓です。
九段の靖國神社も行ってみました。先日…東京裁判のドキュメンタリーをNHKで四夜連続で放送してました。東條英機元首相をはじめとしたA級戦犯の方々は12月23日の今日…刑を執行されました。12月23日は今上陛下の誕生日です。アメリカ政府などの連合国側の無言の圧力でしょうか。
千鳥ヶ淵霊苑も訪れました。海外の戦地で無念にも亡くなった皆さん(軍人も民間人も関係なく)全ての御霊にお参りして来ました。戦争は全てを破壊します。
くにのため いのちささげし ひとびとの ことをおもへば むねせまりくる
昭和天皇
戦なき世を 歩みきて思ひ出づ かの難き日を 生きし人々
いくさなきよを あゆみきて おもひいづ かのかたきひを いきしひとびと
今上陛下
今上陛下が慰霊の旅を続けていらっしゃるのはあの戦争を忘れてはならないという思いなのな…御歌を詠むとお気持ちが伝わって来ます。